財務トピックス(コンサルタントコラム)

経理業務を効率化する銀行システム(全銀EDIシステム)サービス開始について

  • 最終更新日/

中小企業の多くの企業が悩みである経理業務の一部が効率化されるシステムが
開始されるというニュースが出ました。
 
2018年12月25日から、銀行の総合振込において、
振込に関するさまざまな情報(支払通知番号、請求書番号など)を
受取企業に送信することが可能となります。
 
振込情報として請求書番号等の商取引に関する情報(商流情報)を添付することが可能となり、
売掛金の消込作業の効率化、経理事務負担の軽減が期待されます。
 
政府が進める「生産性革命集中投資期間」と位置付け、中小、小規模事業を含め
生産性の向上に向けて、企業による設備や人材への投資を促し、
税制や予算、規制改革を大胆に実施していくと表明しています。
 
今回の取組みはそのなかの一つの施策です。
全国銀行協会(全銀協)および全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は、
政府方針に基づき、2016年12月に全銀EDIシステムの構築を決定しました。
 
出典:金融庁ウェブサイト
https://www.fsa.go.jp/policy/zedi/zenginedi.html
 
経理業務の効率化として利用可能な中小企業も多いのではないかと思います。
詳細はお取引金融機関にお問い合わせください。
 
 
                                      以上

無料経営相談
【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

flag人気の記事
gradeオススメの記事
中小企業が次々と資金繰り改善に成功した究極の資金繰り改善策
expand_less