財務トピックス(コンサルタントコラム)

セミナーレポート(整骨院業界向け 資金調達セミナー)

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本コラムでは、「【webセミナー】整骨院業界向け 資金調達セミナー」の振り返りを致します。

皆様は整骨院業界の時流を抑えた上で、「ビジョン×財務戦略」を打ち立てることができていますか?

コロナの影響を受け、整骨業界全体では患者数が減少している傾向にある一方で、地域一番店となっている整骨院は増収増益を維持することができています。

コロナ禍でも収益を出すためには整骨業界の時流を抑え、既存の変革と新規分野への進出による持続的成長が必須になります。

本コラムでは、持続的成長の為に必要な財務戦略についてお伝えいたします。

①整骨院の経営のステップ

整骨院の成長のステップは下記の流れになります。

【STEP1】生産性の向上
・得意な施術領域でチャンピオンになり、エリア内を独占し、高生産性・高収益体制になる
財務の見える化を実現する

【STEP2】業容の拡大
・業容拡大、業際の突破をはかり、他業界からの影響も受けないビジネスモデルにも着手する
・財務面においては資金調達戦略を策定する

【STEP3】企業価値の向上
・業界のリーディングカンパニーとして、企業のブランド力を高め、名誉ある治療院になることを目指す
財務管理体制の構築をする

まずは自社が現段階でどのステップにいるのかを把握し、成長軌道に乗せるための財務のポイントを押さえましょう。

②整骨院がぶつかる財務の壁~事例紹介~

続いて、成長過程の整骨院が適切な財務戦略を立てずに事業を展開してしまった場合の起こりうる問題について事例をお伝えいたします。

事例①:《資金調達》年商6,000万の整骨院

年々利用者が増加する中で、3年後に年商1.5億円を目指しているA整骨院。
採用や新規出店の為に借入を増やす予定だが、このままでいくと財務面でどのような問題が起こるのか…?

⇒保証協会の借入枠がいっぱいになり資金調達が困難になる恐れがある。

資金調達が困難になる前に、下記の2つの条件を満たす財務体質を作ることが重要である。
①実質純資産(決算書上の純資産-不良資産)がプラス
②{借入-(売掛金+棚卸資産―買掛金)}÷(当期純利益+減価償却費)が10年以内

事例②:《財務管理数値》年商1億円の整骨院

売上が順調に伸びており、今後はさらに施設展開や人材採用、デジタルへの投資を増やして成長スピードを上げたいB整骨院。
このままいくと財務面でどのような問題が起こるのか…?

⇒どれくらい投資しても大丈夫なのか判断ができずに財務が急激に悪化する恐れがある。

正しい投資の判断のためにも下記の2点を意識する。
①採用・設備投資・マーケティングへの投資を計画的・戦略的に行うため企業のレベルに応じてP/L、B/S、C/Fを管理する体制を構築していく。
②決算時に必要な利益を逆算したり、在庫や資金効率を良くするために下記の財務指標を押さえる。
・実質長期負債返済年数
・債務償還年数
・経常運転資金
・自己資本比率
・棚卸資産回転率
・売上債権回転率

③最後に

本コラムでは、整骨院の成長ステップと事例に基づいた整骨院がぶつかる財務の壁についてご紹介致しました。

財務の体質・体制は計画的に整えない限り、会社規模が大きくなると自然に整うということはありません。
成長の軌道に乗せるためには成長に合わせていつ、どのように財務体質・体制を整えるか、現状を分析した上で計画を立てていく必要があります。

本コラムの内容やセミナーの詳細にご興味のある方は、コラム冒頭の無料財務相談よりお申込みいただき、弊社コンサルタントへご質問いただければと思います。
弊社コンサルタント一同、皆様とお話できる日をお待ちしております!

【この記事を書いたコンサルタント】
金融・M&A支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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