財務トピックス(コンサルタントコラム)

【読めないと危険!】決算書が読めるメリットとは?

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いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

今回は、
決算書が読めるメリットと
決算書が読めないことで会社に起こる危険について、ご案内いたします。

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意外なことに決算書を読むことができない経営者は全体の8割と言われています。
つまり、8割の経営者が自社の危機に気付づいていない可能性があるのです。

このような方はいらっしゃらないでしょうか?
「決算書は見るけど、売上と利益しか気にしていない」
「売上が上がっているから大丈夫だろう!」

このような考え方は最悪の場合、会社の倒産寸前まで気づくことができません。
本コラムはこのような考え方、また決算書は知っているけどどこを見るべきかわからない方に
おすすめの内容となっております。

決算書は貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書から主に構成されています。
決算書を読み解いて自社の財務状況を把握し、
業績向上に役立てる方法を記載しますので、是非ご覧ください。

決算書が読めないことで会社に起こる危険とは?

決算書が読めないと起こるデメリット①【黒字倒産を起こす可能性がある】
売上があって、利益が出ていても実際に現金が手元に入ってくるのは時間のラグが起こります。
これを知らないでいると、
いつの間にか手元の資金が足りなくなってしまい、
売上はあるのに借入の返済や買掛金を支払うことができなくなってしまいます。
これがいわゆる「黒字倒産」です。

決算書が読めないと起こるデメリット②【正しい経営判断を行うことができない】
決算書が読めないということは会社の財務状況を把握できていないと言えます。
そんな中では、正しい経営判断を行うことができません。
例えば、この事業を撤退するべきか・継続するべきか会社の今後にかかわる大きな判断も、
財務状況がわかっていないと会社に大損失を与えることになってしまうかもしれません。

決算書が読めないと起こるデメリット③【融資で不利になる可能性がある】
金融機関は財務指標に従って格付けを行っています。
自社の財務指標がどのくらいかわかっていないと、なぜ自社は融資に担保が必要なのか、
正常先になっていないのか知ることができません。
決算書が読めたら財務指標を出し、正常先になれるよう計画を立てることができます。

決算書が読めるメリット

決算書が読めるメリット①【自社の状況を多方面から知ることができる】
決算書が読めると、自社の財務指標を知ることができます。
財務指標は安全性、収益性、生産性、成長性、活動性の5つに分類することができます。
この5つの視点から自社の状態を知ることで改善点や、
より現実的な業績向上のための施策を考えることができます。

決算書が読めるメリット②【適切な資金調達のタイミングを知れる】
決算書が読めると、自分の手元にどのくらい資金があり、どのくらい出ていってしまうのかを把握できます。
つまり、投資計画を立て、ある時期に一定の資金が手元からなくなる場合、
いつまでにどのくらいの資金を調達しなくてはならないと見通しを立てることができます。

決算書が読めるメリット③【金融機関に対して自社の状況を説明することができる】
金融機関から融資を受ける時、決算説明資料を提出します。
この決算説明資料は経営者自身が金融機関に対して自分で説明しなくてはなりません。
決算書が読めていたら、自社の財務状況を把握していたら売上が下がってしまっていても、
合理的な理由を説明することができ、融資に影響がないようにすることもできたりします。

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「決算書が読めると何ができるのか?」
「決算書から何がわかるのか知りたい」
「財務指標が基準値より低くなってしまったら何がいけないのかわからない」
等のお悩みを抱えられている経営者の皆様に是非一度読んでいただきたい内容です。

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