財務トピックス(コンサルタントコラム)

◤『自社資金』の適切な管理方法大公開!!◢

  • 最終更新日/

いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

突然ですが、皆様は会社の半年後の現預金がいくらか把握をしていますか?

現在、新型コロナウイルスの流行はもちろんのこと、
住宅業界ではウッドショックが起きるなど、
数年前には予想もしなかったことが起きています。

このような市況において
経営者の皆様が必ず確認するべきことがあります。
それが自社の【資金繰り】です。

※会社における「お金」の管理の重要性※

「コロナ融資を利用してお金があるから大丈夫」
「うちはコロナの影響を受けていないから大丈夫」
このように考えられていらっしゃる
経営者の方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、
新型コロナウイルスの制度融資を利用した方は
必ず返済が始まります。
据置期間が1年の会社・3年の会社、
様々かと思いますが、
コロナ融資は
※返さなくて良いものではありません※

資金繰りが必要な会社とは?

そして制度融資の返済が始まるということは
毎月の返済額が増加し、
会社の現金が減っていってしまうということです。

このような市況の中で
下記が当てはまる会社は!要注意!です。

□ 会社の半年後の現預金が予測できない
□ 資金繰り表を作成していない
□ 毎月どれだけの出費をしているか分からない

  (借入返済も含め)

※1つでもチェックが入った方は
 会社が傾いてしまう危険性が高いです

資金繰りを管理しなければ
「来月経営を続けるだけのお金がない!」
と、突然の経営危機に陥ってしまう可能性があります。

資金繰り表を作成し、
【現預金が今どれくらいあり、そして半年後にはどれくらいになっているか】
ということは必ず把握をすべきです!!

そして、「資金繰り表」を作成し運用したことで良好な財務管理体制を
築くことが出来た事例を知ることで明日から自社で活用し、
より良い「経営体制」を創りましょう!

資金繰り表とは?

資金繰り表とは、企業におけるお小遣い帳・家計簿であり、
損益計算書や貸借対照表からは把握できない「お金の流れ」を表すものです。
さらに、経営者の「お金」に関する悩みを解消するものでもあります。

資金繰り表は、
損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)から成り立っています。
損益計算書に記載されている売上・費用・利益ではなく、
当月に「入ったお金」と「出ていったお金」
動きを表したのが「資金繰り表」です。

≪ポイント:経常収支≫
【売上、原価】
資金繰り表ではどちらもP/Lに計上されている額ではなく、
入出金がされた実際の金額が入るということがポイント。
【販管費】
P/Lの販管費がそのまま入るが、減価償却費は実際には支払わないため、
減価償却費分については+(プラス)する。

≪ポイント:経常外収支≫
営業活動にかかわらない入出金の金額

≪ポイント:財務収支≫
金融機関の調達額と借入の返済額

【経営者向け】資金繰り表作成術セミナー



「お金の正確な流れを把握したい」「社内で財務体制を強化したい」「資金繰り表の作成の仕方がわからない」
そんな皆様におすすめのセミナーがございます!
ぜひ一度ご受講されてみてはいかがでしょうか?

【日程】
2022年4月20日(水)10:00~12:00/16:00~18:00
2022年5月24日(火)10:00~12:00/16:00~18:00

【料金】
・一般価格 5,000円 (税込 5,500円)/ 一名様
・会員価格 4,000円 (税込 4,400円)/ 一名様

【申込要綱】
会場:オンラインセミナーのためどこでもOK!
※PCでもスマホでも受講できますが、PCからの受講をオススメします
対象:経営者・財務経理担当者
※当該セミナーは、事業会社の経営者・経営陣、また財務経理担当者の方向けに開催されているものです。 コンサルティング業の方、士業の方等、お申し込みを頂戴してもご参加をお断りする場合がございますので、悪しからずご了承ください。


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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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