財務トピックス(コンサルタントコラム)

好条件で資金調達を実現!やるなら今!知っている社長が得をするその理由とは

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皆様、いつもメルマガを読んでいただき、ありがとうございます。
金融・M&A支援部の竹村です。
 
タイトルをご覧いただき、こちらのメールを御覧のみなさんは資金調達について、非常に情報感度が高い方々だと思いますが、最近、銀行の時流が大きく変わり、資金調達が有利な時代になってきているということをご存知でしょうか。
 
「毎月返済がない借入が出来た」
「保証協会が付かない融資が増えた」
「担保や個人保証なしで借入が出来た」
 
この1年でも、このような事例を数多く見てきています。
・売上3億円の企業が無担保で3億円の資金調達が出来た
・これまで全ての借入に個人保証がついていたのが外れた
このようなびっくり事例を聞くことがあります。
 
なぜ上記のような有利な資金調達が実現出来ているのでしょうか。
 
1.事業性評価の推進
2.個人保証のガイドラインの策定
3.金融検査マニュアルの撤廃
 
固い言葉ですが、これらのキーワードが大きく関係しています。金融を取り巻く環境が変化しているものの、多くの方はこの流れをご存知ではないのでしょうか。
これらの言葉を覚えていただく必要はないですが、ざっくりとどのように変わっているかをお伝えします。
 
1.もっと企業のことを知って、銀行がリスクを取って融資をしようよ!
2.個人保証は必ずしも必要ではないですよ!
3.会社の過去ばかり見ないで未来を見ようよ!
 
かなりざっくりではありますが、このような変化が銀行には求められています。このポイントをうまく押さえることで、自社に有利な資金調達やより良い関係性を実現することが出来ます。では、一体どのようにすれば有利な資金調達を実現することが出来るのでしょうか。
 
ポイントは3つです!
 
①事業計画の作成
②法人・個人の資産の区別
③適切な情報開示
 
 
①事業計画の作成
銀行へは数値を見せて話すことが重要です。そして、事業計画を立てるだけではなく、予実管理を行い、実践することが重要です。
これがあるかとないかでは銀行の反応は大きく異なります。作っておられない方は試しに今後、事業計画を立てようかと思っているけどどう?と聞いていただくと反応が分かるかと思います。ほぼ間違いなく「それは良いですね!」となります!
 
②法人・個人の資産の区別
これは、個人保証をなくし、社長自身の保証なしでお金を借りるために必要な要素です。色々と項目はありますが、一つ例をあげると、「会社から代表者へ多額のお金を貸付していない」があります。
 
③適切な情報開示
試算表を出すだけでは正直もったいないです!同じ内容であっても『見せ方』を変えるだけで『魅せ方』が変わります。可能であるならば、資料としてまとめたものをご提出ください。経営方針発表会などをすると尚良いです。投資計画なども織り込めば、銀行から融資の提案をもってくるようになったという事例もあります。
 
今回は、資金調達を有利に進める方法についてご紹介しました。まだ実践されていない項目がありましたら、この機会に少しでも進めていただければと思います。
 
 


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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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