財務トピックス(コンサルタントコラム)

【DLレポート付】業界再編の流れを先取りする!アフターコロナに向けたM&A戦略【初回参加無料のフォーラムご案内】

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はじめに

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

今回は、コロナショックにより業界再編が加速するといわれる今後のM&A市況を簡単にお伝えします。また、M&Aを検討するのであれば、売り手・買い手ともに避けては通れない「財務」のお話を、お伝えさせてもらいます。

また、特典として「【コロナ対策応援レポート】コロナ収束後を見据えたM&A戦略~業界再編の波をいかに乗り越えるか~」レポートを、本コラムを開いていただいた皆様へプレゼントいたします。本コラムでは「財務戦略」を中心にお伝え致しますので、「M&A」についてより詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

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アフターコロナに訪れる業界再編の波

まず弊社M&Aグループの担当コンサルタントが、今後のM&A市況をどのように予測しているかを紹介させていただきます。

コロナ収束後は、確実に「業界再編」が進みます。このような大転換の時期には各業界一番企業や体力のある企業に優秀な人材や、資材・原材料というモノ、お金が集中し、優勝劣敗がこれまで以上にはっきりと現れます。

加えて、業界再編が進めば、経営者の平均年齢が若返ります。日本は経営者の平均年齢が約60歳であり、世界で一番高いと言われています。これは、日本の企業の良い面でも悪い面でもあるのですが、そのあたりの年齢が5〜10歳ぐらい若返ると推測されます。いわば、業界全体として新しい世代の経営者にバトンタッチしていくひとつのきっかけとなります。

これまでM&Aは「売り手市場」でしたが、これが一気に「買い手市場」になります。それに従い、これまで比較的高く付いていた企業価値の算定がシビアになり、全体的な相場は確実に下がります。

※船井総研 M&A.com コンサルタントコラムより抜粋
⇒続きを読みたい方はコチラから

ポイントは、抜粋分の最後にある「『売り手市場』から『買い手市場』」へ、市況が一変するという点にあります。

これまでM&Aについては検討していたものの様子を伺っていた地域一番企業、中堅大手企業(買い手企業群)が動き出しやすいタイミングである一方、事業売却を検討されていた売り手にとっては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を最小限に留めつつ、同時に自社の企業価値をどれだけ上げていけるか、という点がより重要になってきます。

そうした立場の異なる両社にとって、共通して必要となるのが「財務戦略」です。
次項で主に<買い手>の視点に立ち解説していきたいと思います。

M&Aを検討する上での財務戦略

「買い手市場」へ転換するとはいえ、懸念点が残ります。
それは金融機関がコロナ対応に追われていることから、平時であれば速やかに出ていた融資が中々おりなくなる、という「資金調達」の問題です。単に時間を要する、という以外にも、融資を断られるというケースも一部で発生しています。

ここで重要となるのは、あらかじめ自社の手元資金の実態把握の他、自社はあといくらほど金融機関から融資を受けられるのか、ということを把握しておくことです。つまりは資金調達の目処を立てておきましょう、ということです。

また、上場企業が投資家に対してIR(インベスター・リレーションズ)を発表するように、中小企業にとって大きな資金調達窓口である金融機関に適宜情報開示することも重要です。M&Aを検討していること、新型コロナウイルスの影響を織り込んだ中長期の事業計画、またM&A実行時のシミュレーション、等。それらの情報開示を日ごろから行うことで、金融機関の自社に対する理解を深めることができ、迅速な融資実行にも繋がります。

今回の新型コロナウイルス対応として制度融資をフルに使っているような企業であれば、保証協会での調達は望めません。よほど財務盤石であればその限りでありませんが、コロナ市況がひと段落したときに、金融機関がどれだけプロパー融資を推進できるかにも疑問が残ります。

自社の現状の「財務力」を正確に把握し、M&Aという一つのゴールから逆算した資金調達計画、情報開示(またそのための資料作成)を進めることが、アフターコロナにおけるM&A戦略への近道となるのです。

【フォーラム初回参加無料】ホールディングス企業に学ぶM&A・財務戦略

M&Aを実践する・しない、買収側・譲渡側のいずれになるのか、に関わらず、アフターコロナを見据えた自社の経営戦略の一手法として認識しておいても良いかもしれません。

そこで今回、自社のM&A、また財務基盤強化をより具体的に、経営戦略上の選択肢として考えていただくための機会をご用意致しました。

弊社主催の戦略財務経営フォーラムでは、企業の成長・価値向上を一段上の次元へと押し上げる「経営戦略×財務」の観点から、毎例会ゲストをお迎えし、実際の成功事例に学ぶ場をご提供しております。

次回7月例会ではホールディングス企業としてM&Aを積極的に行い、急成長を遂げてきた株式会社きずなホールディングスの中道社長にご登壇いただきます。2020年3月には東証マザーズへの上場を果たし、新しいスタートラインに立った中道社長のご講演は必聴です。

こちら初回のお試し参加に限り「無料」でご案内させていただいておりますので、本コラムを通してM&Aまたはそのための財務戦略に興味を持っていただけた方は、是非ご参加ください。

お申込みをお待ちしております。

【戦略財務経営フォーラム<お試し参加>のお申し込みはコチラから】
https://www.funaisoken.co.jp/study/055563

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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