財務トピックス(コンサルタントコラム)

【脱・アナログ経理】今いる人員で、経理業務を効率化する方法

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いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。

・紙での請求書や領収書が多く、入力作業が大変
・部門別の損益を出したいが、そこまで手が回らない
・経理担当者の業務負担が大きく、試算表作成まで30日以上かかる

このような経理業務に関するお悩みをお持ちの経営者の方は少なくないと存じます。
本コラムではこのようなお悩みを解決し、
経営状況のリアルタイム化を実現する「クラウド会計ソフト」についてご紹介いたします。

クラウド会計ソフトを導入するメリット

従来のアナログな経理と比較して、クラウド会計ソフトの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、クラウド会計ソフト導入によるメリットをご紹介します。

一つ目のメリットは「経理業務が自動化できること」です。
従来の経理では、
・インターネットバンキングの入手金情報を目視で確認し、手入力
・請求書を目視で確認して仕訳を入力、振込ファイルを別途作成

など、手入力・目視による転記の作業が不可欠でした。

これでは経理業務に多大な時間を要する上に、企業規模拡大とともに経理人員も増員しなければなりません。

クラウド会計を導入すると、下記のように経理業務が変化するため、
手入力・転記作業を大幅に減らし、人員コストを抑えることができます。
・インターネットバンキングの入出金情報はAPI連携で自動反映
・請求書をスキャンして取り込むと半自動で仕訳を作成し、振込ファイルも同ソフト上で作成

二つ目のメリットは、「クラウド会計ソフトが経営状況の可視化に特化していること」です。
各部門・取引先ごとの損益の月次推移をすぐに把握できるだけでなく、
貴社の状況に合わせた柔軟な比較・分析を行うことができます。
これにより、数的根拠のある意思決定・アクションプランの策定が実現できるのです。

ここまで紹介したメリットからもお分かりいただける通り、
クラウド会計にはアナログな経理にはないメリットが複数あり、
企業の成長戦略を描く上で検討すべき選択肢であるといえます。

クラウド会計導入による「リアルタイム経営」の実現

先ほど紹介した二つのメリットが貴社の経営に何をもたらすでしょうか?

それは、経営状況のリアルタイム化=「リアルタイム経営」の実現です。
・月次試算表を高い精度で5日以内に確定できる
・部門別・事業別の損益の算定ができる
・途中経過でも業績が把握できる

など、経理業務の抜本的な体制改善を目指すことができるのです。

これによって
迅速かつ正確に経営状況を把握することで、精度の高い経営判断が可能となります。

本コラムを参考にクラウド会計の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
リアルタイム経営は、成長企業には不可欠な取り組みです。
また、クラウド会計導入が補助対象となる「IT導入補助金」が今年も交付中です。
この追い風に乗って、ぜひ、早期でのご検討をおすすめいたします。

クラウド会計ソフトを経営に活用した事例、
IT導入補助金の詳細をご紹介する経営者向けのセミナーを開催しておりますので、
ぜひお気軽にご参加くださいませ。

4年で売上2倍・利益6倍を実現!リアルタイム経営の実現方法

「クラウド会計の導入を検討されている方」「クラウド会計の活用事例を知りたい方」
に向けたオンラインセミナーです。

【日程・料金】
2022年9月6日(火) 10:00~11:30
2022年9月6日(火) 16:00~17:30
2022年9月8日(木) 10:00~11:30
2022年9月8日(木) 16:00~17:30

参加料金:一般 10,000円 会員 8,000円
場所:Zoomにて実施

【申込要綱】
会場:オンラインセミナーのためどこでもOK!
※PCでもスマホでも受講できますが、PCからの受講をオススメします。
対象:経営者・財務経理担当者※当該セミナーは、事業会社の経営者・経営陣、
また財務経理担当者の方向けに開催されているものです。
コンサルティング業の方、士業の方等、お申し込みを頂戴してもご参加をお断りする場合がございますので、
悪しからずご了承ください。

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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