財務トピックス(コンサルタントコラム)

◤6ヶ月間で経営者保証から脱却!いつでも後継者に引き継げる会社をつくるためのポイントとは

  • 最終更新日/

いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。

皆さんは、後継者に会社を引き継ぐことを考えたとき、財務体制の引継ぎまで視野に入れていますか?

営業体制や人材に関してももちろん重要ですが、
財務に関しては特に引き継ぐ体制を作るためには時間が掛かります。

改めて自社の財務体制について考えてみてください。
・後継者に財務資料は見せられない
・金融機関取引は全て自分(社長)が見ており、すぐに引継ぎは難しい
・経営者保証が付いているが、後継者に連帯保証を背負わせたくない

等のお悩みがある経営者の方も多いのではないでしょうか?

ただ会社を引き継ぐ際、そのような”足枷”となりうるものがあったら後継者としてはどう思うでしょうか?
・財務状況がブラックボックスで、何も分からない
・金融機関取引をしたことがなく、勝手が全く分からず不安
・経営者保証が付いていることで気が重い
と感じるのが普通です。

財務は会社の基盤となるものです。短期間で引き継げるものではないからこそ、しっかりとした準備が重要です。

今回は、たった6ヶ月で資金調達の枠を9000万円増やし、
経営者保証も全て解除しいつでも事業承継ができる体制を作られた中小企業の事例
をお伝えいたします。

◤何もわからないまま引き継いだ10年前からの大躍進◢

事例企業は関東のリフォーム会社。
初代社長の病気によって急に会社を継ぐことになった2代目社長。

当初は売上を上げることがメインで、財務は全く分からない状態でした。
・金融機関との取引経験がなく、借入が怖い
・経営者保証も全て引き継いでしまった
・投資をしたいが自社の体力が分からない
という雲を掴むような状況で、経営をする日々。

しかし、3代目への引継ぎを見据えたとき
「このままで引き継げば後継者は自分と同じ状況になる、自分の代で何とか財務を整えなければいけない」
と感じたことをきっかけに、財務改善に着手しました。

まずは自社の借入方法を見直し、90百万円の融資枠の借入に成功。
日々の運転資金や投資に合わせて自由に借入ができる枠を作ったことで、
キャッシュフローが改善し、資金をコントロールする余裕が出来ました。

さらに融資枠借入に伴い経営者保証を解除したため、いつでも事業承継できる体制に移行することが出来ました。

◤承継を見据えた財務戦略◢

たった6ヶ月で融資枠の確保、経営者保証を解除し財務改善に成功した事例企業は、現在年商5倍に急成長しています。

成長の土台に財務は不可欠です。

事例企業の社長は、財務改善によって
「今まで感覚頼りの経営だったが、数値根拠をもって投資判断ができるようになった」といいます。

後継者に自信をもって引き継げる会社にしたい経営者の皆様へ
「たった6ヶ月で後継者が背負う借金がゼロになったセミナー」をご紹介させていただきます。

今回の事例企業にご登壇いただき、たった6ヶ月で財務体制を整えたポイントをお伝えいたしますので
是非ご参加ください。

お読みいただきありがとうございました。

たった6ヶ月で後継者が背負う借金がゼロになったセミナー

~たった6ヶ月で後継者が背負う借金がゼロになったセミナー~
◆日程◆
2023年09月4日 (月)13:00~16:00

◆会場◆
会場:船井総研 丸の内オフィス

◆申込要綱◆
対象:経営者・財務経理担当者
※当該セミナーは、事業会社の経営者・経営陣、また財務経理担当者の方向けに開催されているものです。 コンサルティング業の方、士業の方等、お申し込みを頂戴してもご参加をお断りする場合がございますので、悪しからずご了承ください。

セミナー詳細・申込はこちらから

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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