財務トピックス(コンサルタントコラム)

【セミナープレイバック】スマホと財務で利益10倍セミナー

  • 最終更新日/

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は8月9月で計8回に亘って配信された好評セミナー「スマホと財務で利益10倍セミナー」を特別プレイバック致します!

経営陣はじめ財務に関心をお持ちの多くの皆様にご参加いただき、嬉しいお声も多数いただきまして、
この場を借りて改めて御礼申し上げます。

◆お客様の声
 「売上・経費以外の数字はあまり見ていなかったが、これなら常に数値意識をもって経営ができそう。」
 「期中で税理士から貰う試算表はいまいちピンと来なかったが、グラフ等で見れるのは非常に嬉しい。」
 「DXの波に乗って営業や労務周りは整備していたが、財務も同様に見直しておくべきだった。」

ぜひ本コラムでセミナーのポイントだけでも把握いただき、”財務の重要性”を意識の片隅に置いていただけると幸いです。

本セミナーのキーポイント

依然先行きが不透明な市況において、経営者の皆様は以下2点を意識してください。

1.企業経営のための”可視化”
⇒経営状況や経営ビジョン、資金繰り状況を感覚的に把握するのではなく、
 数字という根拠をもって理解納得してください。

2.企業経営のための”共有化”
⇒永続的な経営を目指すのであれば、経営陣のみならず幹部社員や外部専門家への共有体制をもって、
 経営者と同じ目線を持ってもらうことが重要です。

この2点を抑えることができると、

・投資や採用、仕入れといった先々の経営判断が可能になる
・銀行を主とした社外への発信が容易かつ適切になる
・部門や支店が利益を追求した現場判断を実施するようになる
・HD化やIPO、事業買収など高度な戦略を採用できる

などなど直接的な効果に加え、副次的に多方面で経営者を助けてくれるようになります。
では実践するにはどうすればいいのか?

経営改革実践の手引き

大袈裟に書きましたが、
1.企業経営のための”可視化”
2.企業経営のための”共有化”
を実現するために、まずは実践すべきポイントを実施すべき順序で解説いたします。

①定点観測
 ⇒決算書だけをまじまじと分析し、期中の試算表は軽視している方は多いですが、これはいけません。
  期中の数字の動きは次の②③を導き出すヒントであり、長年の感やセンスに左右されない再現可能なものであります。
  重要な数字や指標を網羅したフォーマットを用いて、毎月の定点観測が実施することが第一ステップです。

②現状評価と課題の共有
 ⇒毎月の管理から自社の業績を客観視して評価してみてください。数字に他意はなく、必ず結果だけを示します。
  ②では自社の事業にとって特に重要な数字(不動産業界であれば売上棟数と原価、そこに割いている経費のバランスなど)を見定めます。
  俯瞰的な目線で数字を見ると、期中でどこかの数字に違和感があるはずです。
  売上は良いと思っていたが利益が残っていない、自分が把握していない経費が発生しているといった違和感から、
  自社の課題を洗い出し、早期解決へ向けて社内で共有することが第二ステップです。

③アクション決定
 ⇒②で課題を見つけ社内へ課題の認識が広がれば、次は解決のためのアクションです。
  経費や労務などの社内の管理部へ確認するのか、税理士先生へ問い合わせるのか、
  はたまた経営者の感覚と実際の数字が乖離しているのか。
  課題の要因がわかれば即時解決し、次の月以降で必ず修正します。

④①~③の繰り返し
 ⇒あとはPDCAサイクルを回すがごとく、この①~③を習慣的に実施していきます。
  1.企業経営のための”可視化”
  2.企業経営のための”共有化”
  が自然と実現していき、さらに上のレベルが見えてきます。(IPOレベルの社内管理や円滑な資金調達など)

定点観測の体制づくりやアクション決定のポイント、その他財務に関するお悩みがあれば、
下記財務相談はじめ、いつでもお声かけください!

◎財務に関する無料経営相談はこちらから

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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