財務トピックス(コンサルタントコラム)

借入の年間返済額を3,000万円圧縮!資金調達方法を見直すだけで、あなたの会社もキャッシュリッチに

  • 最終更新日/

こんにちは!
船井総合研究所、金融・M&A支援部の小松です。
 
今日は、先日『1月15日』に配信しました「将来を見据えた資金の備えを行っていますか」でお伝えした内容を実践された企業の事例を紹介させていただきます。
 
「今は資金繰りの問題がないから大丈夫」といって本コラムを読み進めないのも、「今は資金繰りの問題はないけど将来のことを考えると気になる」との考えから当事者意識を持って読み進めて頂くのも、皆様次第です。
ご興味のある方は是非読み進めて頂ければと思います。
 

■事例紹介

関東エリアで空調工事を主とする建築工事を手掛けるA社は、創業15期を迎える成長フェーズにある企業です。年商は約8億円、経常利益約5百万円、金融機関への借入金の返済原資である所謂キャッシュフロー「以下、CF」は約15百万円という会社様でした。業容は順調に拡大基調にあり、すでに複数の金融機関と取引もしていましたが、潜在的に2つ大きな課題を感じていました。
 
そのうちの1つが「資金繰り」です。
 
というのも、借入金の年間返済額が50百万円超あり、返済原資であるCFと大きな乖離がありました。つまり返せるお金よりも返さないといけないお金の方が多い状態です。
 
一方で資金調達という面では、取引の無い先も含めて多くの金融機関から「資金を借りてほしい」との提案を受けている状況であり、「今の資金繰りに不安は感じていない」のが本音でした。
ただ社長の頭の中には、中長期的に新規出店するという構想がありました。それをスムーズに実現するために、また業績が低迷した際にも資金繰りに困らないようにするためにも「今のうちに何かしらの策を打って置く必要がある」と考えられていました。
 
そこで弊社に相談を頂き、先手先手の財務戦略を立案され、実際に金融機関にも相談しながら資金繰り改善を実践されました。その際に用いた考え方・手法が、借入総額を変えずに「毎月の返済が必要な借入と毎月の返済が必要ない借入」に色分けをし、毎月の返済負担を軽減するというものです。
 
結果としては、借入金の年間返済額を約20百万円まで圧縮されました。
従って、当時のCF(約15百万円)との乖離幅が縮小され、年間で生じる不足資金額を大幅に減らすことが出来ました。またA社においては、もう1つの課題の解決にも同時に努められてたことから利益水準も大きく改善し、翌年度のCFが30百万円超まで伸長する見通し状況にありました。
 
つまり、「年間で返せるお金=CF」の方が「年間で返さないといけないお金=借入金の年間返済額」よりも多いという資金繰りになり、毎年お金が貯まる状態を作り出すことに成功しました。
 
一見すると「本当か?」「上手くできすぎていないか?」と思われる方も入らっしゃるかもしれませんが、これは事実です。
 
 

■最後に

ここまでお読みいただいた皆様であれば、「借入方法の最適化への見直しよる資金繰り改善効果」や「どうやって資金繰りを最適にして将来への備えをしていくのか」といった手法については大まかに理解頂けたのではないかと思います。
 
そして、そんな皆様が次に気になるのが上述した「もう1つの課題の解決策」、 どのようにしてA社は利益水準を改善させたのか、ということではないでしょうか。
それについては次回のコラムでご紹介させて頂ければと思います。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 

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【この記事を書いたコンサルタント】
小松 靖教

高知県出身。大学卒業後、地方銀行で約9年間勤務。
前職では累計100社超の中小企業を担当、豊富な営業・融資経験を強みとしている。また本部にて外国為替取引や海外取引・進出時の資金調達支援業務に従事した経験を持つなど幅広い金融知識で企業支援を行っている。
「実態を知り、最善策を立案する」をコンサルティングの信条とし、現場に出向き、経営者と密にコミュニケーションを取ることを重視する。常に誠実に、常に真剣に経営者と向き合うコンサルティングを実践している。

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