財務トピックス(コンサルタントコラム)

間接金融について

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皆様こんにちは
船井総合研究所金融財務支援部の堀口です。
第1回から第4回まで「資金調達」をテーマに企業にとって必要な情報を提供していきます。
第3回は「間接金融」についてお伝えしていきます。

「間接金融」の仕組を担う典型的なプレーヤーは皆さんご存知の通り、銀行が挙げられます。
銀行は預金者(貸し手)から集めたお金をまとめ、
企業(借り手)に融資するという形で運用しています。
預金者は、預け先の金融機関の名前は分かりますが、
その金融機関が融資した先の企業名は分かりません。
このように、お金の「貸し手」と「借り手」がお互い不明である金融の形式を、
「間接金融」と言います。

それでは間接金融のメリットとデメリットを見ていきましょう。
間接金融のメリットとしては審査基準を満たせば誰でも借入ができるという点です。
スタ-トして間もない中小企業で株主がいない場合は、
銀行から借りるという資金調達方法しか思いつかないかもしれません。
また、最大のメリットとしては直接金融での調達と違い借入には議決権がないため、
経営権をコントロールされることがないということです。

間接金融のデメリットは銀行に対して大きく二つ挙げられます。
一つ目は自社の情報を提供しなければならないことです。
二つ目は銀行からの借入の場合には連帯保証人、担保の提供が求められることがあります。
現状、日本では金融庁の監査マニュアル撤廃に基づき、
保証人、担保に頼らない融資の推奨がなされていますが
まだまだこれらに頼った融資が行われているのが現状です。

いかがでしたでしょうか?
次回は、これからの資金調達についてお話させていただきます。

それでは失礼します。

【この記事を書いたコンサルタント】
金融・M&A支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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