財務トピックス(コンサルタントコラム)

採用説明会に300名集客!?地域密着型多角化に成功した秘訣とは?

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・自社の採用説明会で自社ブースに人が集まらない
・採用サイトで求人を行っているが、応募者数が減っている

昨今、幅広い業種で人手不足が叫ばれる中、皆さんが経営をされている業界においても採用が上手くいかない、、という企業様は多いのではないでしょうか。

2023年1月時点で昨年1年間の有効求人倍率は1.28倍となり、経済活動の回復を背景に4年ぶりの前年比を上回りました。円安や物価高、エネルギー価格の高騰を注視する動きもありますが、コロナ禍から回復が見込まれる業種においては、ますます採用が困難になることも予想されます。

そこで、平素よりコラムをご愛読いただいている皆様には特別に、採用にも効果がある地域密着型”多角化”の成功秘話について、モデル事例企業様の取り組みをご紹介したいと思います。

なお、モデル事例企業様は株式会社エネチタ様で、6月に東京会場で現地開催を予定している企業価値向上経営フォーラムにご登壇いただく企業様です。さっそく、その成功秘話を見ていきましょう。

知多半島(人口62万人)の狭商圏で、8つの事業を多角化

エネチタ様は1935年の創業以来、愛知県の知多半島を中心に事業を展開しています。ガソリンスタンド事業をはじめ、リフォーム事業、不動産仲介・売買事業、フードサービス事業等 さまざまな事業へ参入をしており、現在では全8事業、27拠点を持つまでに成長しています。

多角化を進めてもなお、あえて商圏を広げようとしないのは経営理念の「笑顔あふれる半島の未来をつくる」という考えがあり、狭商圏で大きくシェアを取ることがお客様の満足度を高めることができると考えたからだそうです。

多角化を進めた4つの理由

当社は先に述べたように、さまざまな多角化を図っていますが、その背景にはいくつかの理由があります。ここではそのすべてはお伝え出来ませんが、採用や定着に寄与している理由の1つに「社員に夢を与える」ことがあげられます。

コロナをはじめ、予測不能な変化が同時に起きるこの社会で「会社として成長をしない」ということは、給与や役職もあがらない、そして社員のモチベーションが上がらない状況をつくることにつながります。
社員が笑顔で安心して働ける会社とは、新しい事業に挑戦し、持続的に成長していく会社であると考えています。

新卒採用説明会に300名集客を実現!

メルマガのタイトルにもあるように、2021年度に行われた当社単独の新卒採用説明会で、なんと300名を超える参加者が訪れました。これは2014年度の参加者から7年で約9倍にまで増えています。新卒採用強化に取り組んだのは、、、

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本研究会は、業界問わず売上100億以上もしくは時価総額1000億以上、グレートカンパニー化を目指し、日々研究しております。参加企業は、当社の会員企業の中でも地域一番、従業員規模100名以上、年商100億円以上、メディア掲載実績多数、など意欲の高い経営者を中心に集まっていただく会です。単なる異業種交流勉強会ではなく、ゲスト講師講座も事例研究も圧倒的No.1企業を「数多く」「実践的に」「深く」学び、自社での実践につなげるという目的を明確に持った他に類を見ないプログラムです。

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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