財務トピックス(コンサルタントコラム)

◤最大350万円の補助金が利用可能!◢今年実施すべきバックオフィスのデジタル化とは?

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いつもコラムをお読みいただきましてありがとうございます。

葬儀業を経営されている皆様の中でこんなお悩みをお持ちの方はいないでしょうか?
・紙の伝票が毎月、100枚以上発生しており管理が煩雑になっている
・試算表の作成に1か月以上かかっている
・経理の方の残業時間が増えてきている
・試算表の完成が遅く投資判断や経営判断が素早くできない
・インボイス制度や電子帳簿保存法といった経理の法改正に対応できていないetc…

このようなお悩みを抱えている経営者の皆様がまず初めに取り組まなければいけないのは、「バックオフィスのDX化」です!!
さらに、これらの課題を解決するためには新しいシステムの導入が必要になる場合が多いのですが、2023年はシステム導入のための【IT導入補助金】の実施が確定しており、最大で350万円の補助が国から得られます!!!

今回は、実際にバックオフィスのDX化に成功した事例企業が「どのようにDX化に成功したのか」また、「DX後どんな効果が得られたのか」ということを詳しく解説してまいります!

◆たった6ヶ月で試算表完成が60日から10日になった成功事例大公開!

実際にクラウド会計を導入し、試算表完成が60日から10日になり、帳票の管理をすべてデータ化することに成功した成功企業の事例をご紹介します!

【栃木県で葬祭業を経営されているS社の成功事例】
①月次決算:60日⇒10日に(売上のみだと5日)!!
②経理体制:経理代行⇒自計化に成功!!
③管理体制:部門別損益が不明瞭⇒部門別損益が明確に!!
④帳票管理:領収書・請求書を紙で管理⇒データ管理に!!
⑤法律対応:インボイス制度・電子帳簿保存法ともに未対応⇒どちらも対応済!!
⑥データ連携:営業管理システムと会計システムが未携帯⇒連携完了!!

上記6点の効果をたったの6ヶ月で実現しました!

ではどのように6か月間でクラウド会計導入を成功させることが出来たのでしょうか?
ポイントは一気に導入を行うのではなく3つのフェーズに分けて導入を実施することです。
まず第一に「経理・会計周りの設計」を実施します。
・現行経理フローの把握と削減できそうな業務の洗い出し
・クラウド会計導入後の経理フローの設計
この際に現行の経理フローを把握したうえで工数の削減が出来る業務を整理し、手入力といった時間のかかる作業を出来るだけ削減させながら、クラウド会計導入後にはどのような経理フローにしていく必要があるのかを検討していきます。

第二として「債務業務のトレーニング」を実施します。
・OCR機能やAPI連携を活用した半自動経理処理の実施
・電子帳簿保存法への適応
債務のトレーニングでは、領収者や請求書をスキャンすることでデータ化し、クラウド会計上でAIが画像を解析する機能(OCR機能)を利用して、仕訳計上を半自動的に行うことが出来ます!また、口座のデータが自動でクラウド会計上に反映されるAPI連携の機能を活用することで、通帳やインターネットバンキングを確認せずに仕訳登録が可能になります!
このような経理処理をすることで2024年1月に開始予定となっている「電子帳簿保存法」にも対応が可能となります!

第三として「債権業務のトレーニング」を実施します。
・インボイス制度への対応
・営業管理システムとの連携で工数削減

債権のトレーニングでは、クラウド会計ソフト上で請求書の作成が出来るため、2023年10月から開始予定の「インボイス制度」に対応することが出来ます!
また、営業管理のシステムで請求書を発行されている場合は、この営業管理のデータとクラウド会計を連携させることで、これまで手入力で行っていた売上の計上がなくなり、大きな工数削減を目指すことが出来ます!

このように3つのフェーズに分けて導入を進めたことで、たった6ヶ月で【10日での試算表完成】に成功し、さらには【自計化】にも成功しました!!

今回※期間限定で※ご紹介しました成功事例の詳細をお伝えするセミナーを開催いたします!!!
実際に導入に取り組まれ、現在も経理・財務担当として従事している有限会社三誠の大金様にゲストとしてご登壇いただき、葬祭業を経営されており、アナログ経理にお困りの皆様にクラウド会計導入について詳しく講演いただきます!

◆バックオフィスのDX化が必須な理由

ではなぜバックオフィスのDX化を行っていく必要があるのでしょうか?
理由は大きく2つあります!
①経理の方の業務時間を削減することが可能!
②試算表の完成が早くなり、投資・経営判断が格段に速くなる!

この2つの効果を得られる企業とそうではない企業で企業成長に大きな差が出てきます。

①経理の方の業務時間を削減することが可能!
紙の伝票をデータ化することで紙での保存管理をする必要がなくなり、さらに探したい伝票データをすぐに確認することが可能になります。
また、クラウド会計を利用いただくことで様々な営業管理ソフトと連携することが可能になり、今まで手入力で行っていた作業を半自動化することが出来ます。
そうすることで手入力の作業自体が、半分以下になります。

②試算表の完成が早くなり、投資・経営判断が格段に速くなる!
①で説明したように手入力といった煩雑な作業が少なるため、その分入力を早く完了し、試算表を早く完成させられるようになります!
さらに、クラウド会計を利用することで細かい経営数値の把握も可能です。
店舗別・品目別で細かく振り分けをすることで、いくら売上・利益が出ているのかをすぐさま手元で確認することが出来ます!

さらに2023年10月からインボイス制度、2024年1月から電子帳簿保存法が開始予定となっていますが、こちらの法改正にも対応することが出来ます。

また、IT導入補助金では、「クラウド会計ソフト導入費用・2年分の利用料」最大350万が補助対象となります。
2023年度の交付も決定しており、インボイス制度への対応を進めるうえで、IT導入補助金を活用しない手はありません。

【脱アナログ経営】葬祭業向けバックオフィスDX化セミナー

※このような方におススメのセミナーです※
・経理業務の工数を削減したい方
・営業管理のシステムと経理のシステムが連動できていない方
・月次試算表の作成に30日以上かかっている方
・補助金を活用したDX化にご興味のある方
・領収書や請求書を全て紙で管理している方

<日程のご案内>
2023/03/24 (金) 10:00~12:00 オンライン開催
2023/03/25 (土) 13:00~15:00 オンライン開催
2023/03/28 (火) 10:00~12:00 オンライン開催

対象:経営者・財務経理担当者
※当該セミナーは、事業会社の経営者・経営陣、また財務経理担当者の方向けに開催されているものです。 コンサルティング業の方、士業の方等、お申し込みを頂戴してもご参加をお断りする場合がございますので、悪しからずご了承ください。

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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