財務トピックス(コンサルタントコラム)

【セミナープレイバック】Withコロナで成長軌道に乗せる資金調達戦略

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本コラムでは2021年4月に開催したモビリティ業界向けセミナー「Withコロナで成長軌道に乗せる資金調達戦略」の振り返りをいたします。


 

(1) モビリティ企業の財務のポイント

モビリティ企業には、仕入れを強化するための融資枠の確保、繁忙期・閑散期がある中での融資枠を活用した資金繰りの平準化、新規出店など投資資金を調達するためのB/Sデザインなど財務面で気を付けるポイントがいくつもあります。

そのため、財務を経理だけの仕事にするのではなく、顧問税理士や社長、さらに社長が難しい場合には財務に強い中途社員や外部の専門家を活用しながら財務戦略を立案し、実行に移していく必要があります。

(2)モビリティ企業の財務課題

年商3億を超えて10億を目指すという成長過程のモビリティ企業の多くは、「財務面」で下記のような抱えています。

・取り扱う金額が大きくなり、借入の整理ができない
・経理が追い付かず月次決算が締まるのが遅いため、業績が把握できない
・投資金額も大きく、投資判断が不安
・コロナ融資でとりあえず資金の調達ができても、据置期間終了後の返済の目途が立っていない

このような財務課題を抱えるモビリティ企業は財務の4ステージに沿って財務改善を行っていくことで成長軌道に乗せることができます。

(3)モビリティ企業の財務の4ステージ

図表

モビリティ企業の財務戦略は上図の通り「手元現預金」「資金調達」「財務数値管理」「月次試算表」「経理」「財務マネジメント」の6つの視点で見る必要がありあます。
6つのポイントを4ステージごとに分析し、会社の状況に応じて取り組むべきことを決めましょう。

特に優先順位が一番高いのは「手元現預金」の確保です。
在庫資金とは別で持っている手元現預金が「(販管費+銀行返済額)×3ヶ月未満」だと資金繰りが悪化する恐れがあります。

その次に資金調達、財務管理数値、月次試算表、経理、財務マネジメントの順でステージをあげていきましょう。
財務数値管理は業績を上げるために必須となります。年商規模に応じて管理ステージをあげていきましょう。

月次試算表、経理も年商10億を目指す中で整えていく必要があります。
成長過程の段階から財務体質を計画的に改善しないと、会社規模が大きくなるにつれてさらに問題が大きくなってしまいます。

成長軌道に乗せるためには、成長に合わせていつ、どのように財務体質・体制を整えるのかの計画を立てていきましょう。


 
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【この記事を書いたコンサルタント】
金融・M&A支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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