財務トピックス(コンサルタントコラム)

利益は出ているのにお金がない!? ※ポイントは資金繰りです※

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売上好調、利益も十分に出ている。
なのに、「お金」がない!!
そんな中小企業は多いのではないでしょうか。

ではなぜ利益が出ているのにも関わらず、自社に「お金」がたまらないのでしょうか?
答えは、【自社の資金繰りが読めていない】からです。
最悪、黒字倒産の可能性もあります。

自社の資金繰りを読むためには、資金繰り表の作成が必須です。
未来の自社の資金を予測することで、今後いくらの利益が必要なのか、またいくら投資が出来るのかが明確になります。

※会社における「お金」の管理の重要性※

「お金」がたまらない会社にならないためには、
試算表に記載されているPLやBSだけでなく、キャッシュフローも見ていく必要があります!
今、自社にいくら「お金」があり、今期いくら「お金」が残るのか。。。
確認したうえでの投資戦略を実施しましょう!

新型コロナウイルスの制度融資を利用した方は必ず返済が始まります。
据置期間が1年の会社・3年の会社、様々かと思いますが、
コロナ融資は
※返さなくて良いものではありません※

コロナ融資の返済が始まる前に、自社の資金繰りを管理しなければ、
会社に必要な現金がなくなってしまったり、
悪い条件で金融機関から借入を
しなければなならなくなる可能性がございます。

また、「利益が出ているのに現金がたまらない」状態の会社では、
まず、なぜそのような状態になってしまったかを分析する必要があります。
その分析を行い、今後の経営に役立てるには、
【資金繰り表の作成】が必要不可欠です!!

そして制度融資の返済が始まるということは
毎月の返済額が増加し、
会社の現金が減っていってしまうということです。

このような市況の中で
下記が当てはまる会社は!要注意!です。

□ 会社の半年後の現預金が予測できない
□ 資金繰り表を作成していない
□ 毎月どれだけの出費をしているか分からない
  (借入返済も含め)

※1つでもチェックが入った方は
 会社が傾いてしまう危険性が高いです

資金繰りを管理しなければ
「来月経営を続けるだけのお金がない!」
と、突然の経営危機に陥ってしまう可能性があります。

資金繰り表を作成し、
【現預金が今どれくらいあり、そして半年後にはどれくらいになっているか】
ということは必ず把握をすべきです!!

そして、「資金繰り表」を作成し運用したことで良好な財務管理体制を
築くことが出来た事例を知ることで明日から自社で活用し、
より良い「経営体制」を創りましょう!

【経営者向け】資金繰り表作成術セミナー

<開催概要>
「今さら聞けない!決算書の読み方セミナー」
◆日程:
 ・2022年8月23日(火)10:00~12:00
 ・2022年8月23日(火)16:00~18:00
 ・2022年9月21日(水)10:00~12:00
 ・2022年9月21日(水)16:00~18:00

◆場所:オンライン開催(PCがあれば全国どこからでも参加いただけます)

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「今すぐできる!資金繰り表の作り方・使い方」
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 ・会員価格 8,000円 (税込 8,800円)/ 一名様”

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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