財務トピックス(コンサルタントコラム)

事業承継士について

  • 最終更新日/

https://maonline.jp/articles/jigyo-syoukeishi?page=2

(出典:M&A ONLINE-2018.7.14)

 

「M&Aをもっと身近に。」というコンセプトの報道サイト、M&A ONLINEにて2018年7月14日、時流に適応している興味深いニュースが掲載されました。タイトルにもありますように、事業承継士という資格についての説明記事でございます。

たしかに、事業承継には「事業承継の必要性の認識」「事業承継前の経営改善」「後継者の選定」「株式や保有資産の評価」など、行うべき業務が多岐にわたります。一方で、それぞれのフェーズにおけるプロフェッショナルもまた公認会計士、税理士、司法書士、経営コンサルタントなど多岐にわたります。これらを一連の業務として全体的にコーディネートするのが事業承継士というわけです。

いわゆる団塊の世代が70歳を迎えるのが、2017年から2018年にかけてというデータからも、事業承継は今後5年間の間に急増していくものと判断されます。しかしながら一般的には承継を考え始めるタイミングとしては、上述の通り事前準備が圧倒的に多いことからも、5〜10年ほどの期間を要すると考えられています。

従って、事業承継支援を行う側(事業承継士)も事業承継を行う側(中小企業オーナー)も、しっかりと準備期間を設けて、中長期的に承継を行っていくべきであると考えます。

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【この記事を書いたコンサルタント】
財務支援部

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