財務トピックス(コンサルタントコラム)

◤試算表をもっと早く確認したい方必見◢ 最短での月次試算表の作り方

  • 最終更新日/

本コラムをご覧いただきありがとうございます。
早速ですが「皆様は、自社の先月実績数値はもう確認されましたか?」

実績確認に用いる「月次試算表」は自社の状況を映す鏡であり、
重要な経営判断時の根拠にしている経営者も多いと思います。

最近成長企業の経営者からよく聞くお悩みとして、下記が挙げられます。

・試算表を確認するのに30日以上かかるので、実績の確認が遅れる
・実績の確認が遅れるので、経営者の勘や感覚で経営判断をしてしまっている
・経理担当者に業務が属人化していて引継ぎができない
・経理や請求業務にムダが多いので生産性を上げたい

こちらのコラムをご覧いただいている方で、
似たお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

◆ 先月の実績数値はもう確認できていますか?

会社の売上規模が大きくなり「部門・拠点・取引先」の数が増えるに連れ、どうしても経営者の感覚だけでは状況が適切に把握できない箇所が発生してきます。
これは特定業種に限ったことでなく、全業種・全ての経営者に対して言えることです。

そういった際「部門別や拠点別の試算表を作成すること」や「取引先別の売上集計」によって対応している場合がほとんどだと思います。

が、しかし。この対応策に対して
・経営判断に活用するためには、もう少し早く確認できないだろうか
・手間がかかりすぎているので、経理担当者に属人化・業務負荷が起こっている

という課題に直面している場合が、最近よく見受けられます。

また、作成を会計事務所に外注しているため
・「今月分まだですかね・・・」と催促してようやく出てくるような状況
・経営者が思っている部門分け・科目付けと違うので分析に役立たない

といった課題に直面するケースも、多く見受けられます。

こういった状況が続くことで「適切な経営判断ができない」「攻めの判断ができない」といった悩みに陥ってしまい、結果として「自社の成長に遅れを感じる」という状況にたどり着いてしまうのです。

現在このような状況になっている方、将来的な危機感を感じている方が
課題や不安を取り除くための最適解が、

クラウド会計を活用し、月次試算表を「最小工数」「最短期間」で作成することです!

◆「経理担当者1名」で「5日」で試算表が作成できた事例

今回ご紹介させていただく事例企業は、
経営者自身が企業経営における「月次実績数値・財務数値」の重要性を感じており、
数値的根拠のある経営判断を常に行っていました。

そういった中で日々感じていた課題が、
「月次試算表の作成に時間がかかりすぎていること」です。
それはすなわち、「経営判断をもっと迅速に行いたい」ということでした。

会計事務所に記帳代行を依頼している現在の状況だと、
試算表の共有が遅いだけではなく、科目分けも不明瞭であったため
「クラウド会計ソフトを活用した、社内での試算表作成」に取り組みました。

もともと社内に経理担当者はいなかったため、総務担当者へ作成を依頼し、
その際に活用したのが「クラウド会計ソフト」です。

経理未経験者の感じるハードルを解決する機能が備わっていることが、クラウド会計ソフトを活用する最大のメリットだと言えます。

AI機能を活用した自動処理機能を活用することで、未経験者であっても
最小工数で月次試算表を作成することが可能であり、継続して取り組むことで事例企業では「5日」で試算表の作成を実現することができました。

また、経理業務を内製化することで「会計・財務」に対するアプローチを迅速に行うことができるため、「日々の資金繰り確認」「金融機関への提出資料作成」にクラウド会計ソフトを活用していることも事例企業の特徴です。

事例企業では国から交付されている補助金を上手く活用し、クラウド会計ソフトの導入を進めました。クラウド会計ソフト導入は「2023年度IT導入補助金」の補助対象に指定されており、2年分の利用料金に加え、システム導入時のサポート費「 最大350万円まで補助」を受けることが可能です。

「インボイス制度」「電子帳簿保存法改正」といった経理業務に関する法改正が迫っており、国からの補助金を活用してDX化を進めることができる「2023年」は非常に大きなチャンスだと言えます。

今回、クラウド会計ソフトを導入し「5日以内での月次試算表作成」に成功された 株式会社フクズミ様 にゲスト講師企業としてお話いただくセミナーを実施いたします。

「試算表の早期作成をどのように実現したのか」「IT導入補助金を活用したクラウド会計ソフトの導入方法」をお伝えさせていただくセミナーです。
興味がございましたらお申込みいただけますと幸いです。

【クラウド会計活用】経理1人でも試算表5日で作成できた方法

株式会社フクズミ様 にゲスト企業講師として「成長企業が進めるべき経理内製化の進め方」をお話しいただき、
「IT導入補助金を活用したクラウド会計導入」をお伝えさせていただくセミナーです。

【日程・開催場所】
・2023年6月6日(火)  14:00-16:00 オンライン開催
・2023年6月13日(火) 14:00-16:00 オンライン開催
・2023年6月15日(木) 10:00-12:00 オンライン開催
・2023年6月23日(金) 14:00-16:00 オンライン開催

【参加料金】
一般価格 10,000円(税込11,000円)/ 一名様
会員価格  8,000円(税込8,800円) /  一名様

※当セミナーは、事業会社の経営者・経営陣、また財務経理担当者の方向けに開催されているものです。コンサルティング業、士業の方等、お申し込みを頂戴してもご参加をお断りする場合がございますので、悪しからずご了承ください。

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【この記事を書いたコンサルタント】
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船井総研の財務コンサルティングは、企業の業績アップを「資金と管理面」からバックアップする実行型コンサルティングです。
財務指標をただ算出してその上下を評価するのではなく、それらの指標をどのように経営判断、投資判断材料とするのか、持続的な成長を支える為に必要な資金調達額を最大にするための施策を検討、実行します。
攻めの投資を実現する際に最も大切なことは、その1期のみ最大の成果を出せることではなく、持続的に最大限の成長を継続することです。
それを資金面から実現する戦略をデザインします。

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