お客様の声

金融機関との相互理解により実現した 1.3億円の資金確保、念願の分譲事業参入

株式会社 楓工務店 代表取締役 田尻忠義氏

Before
・多額の先行投資が必要な
新規事業を実施検討
・好条件な借入への知識が不足


After
・3ヶ月で1.3億円の資金確保
・念願の分譲事業スタート
・そのあとも次々と新規事業へ参入!

株式会社 楓工務店 代表取締役 田尻忠義氏
盤石な資金繰りを見直すきっかけは新規事業への投資 キャッシュフローの改善は、2017年の分譲事業部の発足に合わせて取り組みました。それまで、注文住宅の設計・施工を中心とするうちは資金繰りの把握をする事はそう難しいことではありませんでした。私は創業時から、資金繰り表や返済予定表などを細かく見るタイプというよりも、見ていないと経営が危うくなりそうで不安になってしまうタイプです。

そのため、できるだけ堅実な資金繰りで経営を進めており、財務には困っていませんでした。しかし、分事業となると持ち出しが増えます。より計画的に動かなければなりません。当社と金融機関がより良い付き合いをするためにもリテラシーを上げたいと考えたことがきっかけです。また、当時お付き合いのある金融機 関にも、さらに別の金融機関にも、当社と当社の事業構想を理解してもらいたいと思いました。そこで、船井総研のコンサルタントに入ってもらいました。

具体的な事業構想を前提に複数金融機関と面談 1日かけて6行ほどと面談しました。同じ条件を複数の金融機関にきちんと伝え、その反応から一番の近道となる選択をして進めていきました。 方針や計画を話すのは経営計画発表会くらいでしたから、事業における目標など、数字を含めて金融機関に聞いてもらうことはとても良かったです。方針や計画についてもともとブレはありませんでしたが、何度も違う相手に話すことで、私の中でも構想がさらに固まっていきました。以前から当社を知るメインバンクにとっても、理解を深めてもらう良い機会だったように思います。
その後、各金融機関からの提案に対しての確認事項や受け答えなどは、都度、コンサルタントに相談して進めました。実行にあたっては、金利や期間はもちろん、それ以上に当社を応援していただけるかどうかの姿勢も重視したポイントでした。

適切な準備を整え3か月で1.3億円の資金確保 当社は「日本住宅保証検査機構(JIO)」発行の「建物完成引渡保証」登録店にもなっています。そちらでも厳しく経営状態をチェックしてもらっていますし、もともと財務内容は悪くありませんでした。金融機関との話もスムーズで、準備期間を含めても3か月程度。交渉そのものは1か月でした。

結果、それまではなかった当座貸越によって約1.3億円の枠が増え、資金の融通が利くようになりました。今ではさらに枠が増えています。

若手育成への手厚い投資は惜しまない新規事業にも毎年挑戦 私は10代から社会に出て、当時の大人の先輩たちに育てられてきました。そのことへの感謝から、若い子たちへは同じようにしてあげたい思いが強く、秘めている多くの可能性を支援していきたいです。

そのために、研修費用はかなり使っています。学びがなければ成長もないとの考えからです。また、若手社員の提案を受け、企業主導型保育事業もスタートさせます。 極端な話、会社の昼休みに子どもと一緒にご飯が食べられる職場になったらとても幸せだなと思います。このほか、昨年1月にリフォーム・リノベーション事業部、今年3月には不動産事業を発足させました。

金融機関が応援しやすい体制づくりが企業成長につながる 会社ごとによって、利益を得る考え方や借入に対する考え方はさまざまかと思います。ですが、現在の借入を見直して、少しでも有利な借入条件にすることや、今後も金融機関が応援しやすい体制づくりなどは、プロに見直してもらうのも良いと思います。現状の規模でよければ財務にメスを入れる必要はないかもしれません。当社も困っていなかったため、優先順位は低かったです。新規事業を始めなければ取り組んでいなかったはずです。

しかし、見直してみれば、設備投資ひとつとっても本当に適したタイミングを知ることができました。現在は、ITによる経理フローの自動化も具体的な導入検討を始めています。また、それまでは私だけが金融機関との窓口でしたが、財務の専任を置きました。おかげで私の時間も増えました。

企業が成長していく中で金融機関の応援は絶対について回る。応援してもらうための会計・経理フローを整えたり、財務体質を改善するとき、外部の専門化の力を借りるのは、企業の成長フェーズの中で必要だと思います。
船井コンサルタント解説
中小企業が次々と資金繰り改善に成功した究極の資金繰り改善策
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