財務トピックス(コンサルタントコラム)

中小企業向け融資、リスク恐れず「保証付き」バブル期以来の低水準

中小企業向け融資、リスク恐れず 「保証付き」バブル期以来の低水準

2018年10月19日 日本経済新聞 電子版より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3666247018102018EE9000/

「信用保証協会の保証を付けた融資は、バブル期の1991年度以来の低水準。」

中小企業の間接金融の手段として、代表的ないわゆるマル保融資。
マル保融資の対義語として、使われるのがいわゆるプロパー融資です。
記事によると金融危機を克服した2000年代前半にかけてマル保融資は減少、その後2008年のリーマン危機で100%保証の対象が拡大され、信用保証は再び増えた後に、また低水準に落ち込んだとのことです。

私自身常々、ご支援先に対して、
「信用保証協会の保証付融資はセーフティネットの役割を担っているということをきちんと認識しましょう。従って、経常的に必要となる運転資金などはプロパー融資での調達を第一に考え、プロパーの限度額を超えて初めて、補完的にマル保を検討しましょう」と伝えております。

最近の金融機関動向を鑑みると、財務内容や業況推移が良好な会社で自社主導型で調達が実現できている企業に対しては、金融機関サイドからマル保の提案をすることは非常に少なくなっていると実感しております。

一方で、企業体力が脆弱等の理由により、金融機関主導型の調達を余儀なくされている企業においては、以前としてマル保が前提の融資提案が来る場合が多く見受けられます。

自社主導型ではなく、金融機関主導型の調達に今もなっているという企業経営者の方向けに、自社が希望する融資条件(プロパー)を金融機関から引き出すために必要な視点が、以下のレポートにまとめられております。
この機会にご一読いただければ幸いです。
http://www.funai-finance.com/report/2018report04

【この記事を書いたコンサルタント】
石田 武裕

政府系金融機関にて10年超、融資営業・審査一体となった業務を経験した後、船井総合研究所に入社。
300社超の企業経営者に対する課題解決に向けた融資営業・審査業務を通じ、多岐にわたる業種の財務分析・審査・金融商品等に関する豊富な知識・経験を有する。
経営者の夢に寄り添いながらも、徹底した現場主義を貫き、企業経営者、従業員とともに汗をかいて支援に取り組むことをモットーとしている。

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