財務トピックス(コンサルタントコラム)

スルガ銀行の不祥事から見る内部管理体制の重要性

皆様こんにちは。

船井総合研究所金融財務支援部の堀口と申します。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

スルガ銀、暴力団員に住宅ローン ずさんな態勢、改めて浮き彫りという記事が掲載されていました。

以下引用:日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34195590V10C18A8EE9000/

 

スルガ銀行が住宅ローンを実行した相手に、指定暴力団組員がいた疑いのあることが15日、分かった。住宅購入資金を貸した相手が今年、警視庁に恐喝容疑で逮捕されて判明した。シェアハウスを巡る融資では改ざんされた審査書類に基づく不正な融資が横行していた。同行のずさんな審査態勢が改めて浮き彫りになった。

(中略)

スルガ銀は「個別事案のため具体的な回答は控える」と話している。

全国銀行協会は反社会的勢力との関係を絶つための基本方針を定めており、スルガ銀も「基本方針にもとづいて対応している」としている。

ただ、銀行では過去の融資先が反社会的勢力に加わっているかどうかのチェックや、関係の断絶など実効性の確保が課題になっている。

 

 

シェアハウスを巡る不正融資問題で世間を賑わせているスルガ銀行ですが、またひとつ問題が表面化しました。

今回は住宅ローン融資時の問題。

地方銀行では特にですが、地域の情報には非常に強く新規のお客様にはしっかりと属性をチェックしてからお取引が始まるというのが一般的です。

住宅ローンも厳格な個人の審査を行った上でローンを実行するというのが通例です。

今回の1件で銀行への信頼を更に低下させたお客様も多くいたはずです。

やはり信用で成り立つ職業だけに度重なる不正問題は銀行自体の信用の低下につながり、

スルガ銀行の収益も著しく落ちることが予想されます。

地方銀行の収益性確保の問題がささやかれる中、銀行単体でのこのような不祥事は生存競争においてさらに追い打ちをかけられている状態です。

収益性ももちろん大事ですが、内部管理体制の見直し、強化ということもこの地方銀行の生存競争が激しい時代には注視してみていく必要があると思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

【この記事を書いたコンサルタント】
堀口 拓矢

地方銀行に入行後約2年半、中小企業向けの融資営業に従事。
500社以上の中小企業のオーナーと相対し、多岐にわたる課題に対して、顧客目線での解決に向けたソリューション提案を行ってきたことが強み。常に経営者目線を追及し、経営者とともに成長することを信念としている。現在は前職での財務の知識を中心に、経営者と同じ方向性を見ながら企業の成長過程をバックアップしている。

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